先日の休日出勤の代休を今日頂いていたので、久々に、昔収録したビデオを再度観てみました。映画『 居酒屋兆治 』何度観ても心にズシンとくる映画です。私は大原麗子さんが好きで、またまた観てしまいました。何度観ても泣けてしまいます・・・。
兆治の熱い思い
ラストシーンで、一人、酒を飲もうとした兆治が、偶然窓に写る自分の顔を見付けて静かに口にした台詞「元気出して行こうぜ」
「おっす」・・・。
かつて高校球児だった頃の兆治の想いが、月日を経ても尚も続いているのだと感じました。物静かな中に重いものを背負っている兆治の、熱い思い・・・。お奨めです。

※2013年10月09日に私のブログに投稿した日記を基に、一部再考・加筆し掲載しました。
☆あらすじ☆ 映画『居酒屋兆治 』
北の国、函館郊外で「兆治」という小さな居酒屋を営む兆治(高倉健)。かつては野球に打ち込み、その後に勤務していた造船所を或る出来事をきっかけに退職。実直で寡黙な性格ながら店は繁盛。友人や元同僚、タクシー会社社長など多彩な客が集まり賑わいを見せていました。
しかし、兆治の心の中には、深く愛しながらも別れなければならなかったかつての恋人・さよ(大原麗子)の存在がくすぶり続けていました。そんなある日、さよが嫁いだ先の牧場が火事になり、彼女は消息を絶ってしまいます。
兆治の心は、現在の穏やかな生活と、さよへの断ち切れない想いの狭間で激しく揺れ動きます。そして、さよの失踪をきっかけに、兆治と彼を取り巻く人々の運命が、静かに、そして大きく波紋を広げていくのでした。
☆基本情報☆ 映画『居酒屋兆治 』
- 作品名:居酒屋兆治
- 公開年:1983年 製作国:日本 上映時間:125分
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 配給:東宝/田中プロモーション
☆スタッフ☆ 映画『居酒屋兆治 』
- 監督:降旗 康男『駅 STATION』など)
- 製作:田中 壽一(田中プロモーション)
- 原作:山口 瞳(同名小説)
- 脚本:大野 靖子 第7回日本アカデミー賞の脚本賞受賞
- 音楽:井上 尭之
- 撮影:木村 大作
☆キャスト☆ 映画『居酒屋兆治 』
- 俳優名:(役名)
- 高倉 健(藤野 英治 / 通称・兆治)
- 大原 麗子(神谷 さよ / 元恋人)
- 加藤 登紀子(藤野 茂子 / 妻) 第7回日本アカデミー賞の助演女優賞
- 田中 邦衛(岩下 義治 / 親友) 第7回日本アカデミー賞の助演男優賞
- 伊丹 十三(河原(先輩 / タクシー会社社長) 第7回日本アカデミー賞の助演男優賞
- ちあき なおみ(峰子 / 向かいの女将)
- 平田 満(越智)
- 大滝 秀治 ほか
※こんな記事も書いています。映画『 居酒屋兆治 』❝ さよ ❞(大原麗子)の台詞が忘れられない
コメント