夫婦とは、親子とは、家族とは・・・。
巧( 中村 獅童 )の不器用ながらも誠実な父親像、澪( 竹内 結子 )の透明感溢れる温かさ、佑司( 武井 証 )の自然な演技、が家族の絆をより深く感じさせてくれます。ファンタジーという設定でありながら、家族の会話や仕草がとてもリアルなので、観る私達を物語に優しく引き込んでいきます。
私の中で中村獅童という俳優さんは、どちらかというとコワモテのイメージだったのですが、この作品を観てそれがガラッと変わりました。とても素敵な役者さんなのだと。竹内結子さんは以前からずっと大好きな俳優さんですが、中村獅童さんも大好きは俳優さんの一人になりました。
心温まる作品です。必見です。
※この作品は2007年07月04日の私のブログでも取り上げています。
☆私的好奇心なレビュー☆ 映画『 いま、会いにゆきます 』
| レ ビ ュ ー | 評価(10段階) |
|---|---|
| 作品満足度 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 秋穂 澪を演じた女優さん;竹内 結子 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 秋穂 巧を演じた俳優さん;中村 獅童 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| サウンドトラック | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| 機会があったら、ぜひまた観たい度数 | ★★★★★ ★★☆☆☆ |

☆あらすじ☆ 映画『 いま、会いにゆきます 』
司法書士事務所で働く巧(中村獅童)は、1年前に最愛の妻・澪(竹内結子)を病気で亡くしてしまい、小学生の息子・佑司(武井証)を男手ひとつで育ててきました。喪失感を抱えながらも親子で懸命に日常を過ごす中、梅雨のある日、二人の運命が大きく変わります。
森へ遊びに行った巧と佑司の前に、” 亡くなったはずの澪 ” が突然姿を現します。しかも澪は生前の記憶をすべて失っていました。それでも巧と佑司は彼女を温かく迎え入れ、3人は再び家族としての時間を育み始めます。
実は澪は、生前に「 雨の季節に戻ってくる 」と絵本に書き残していました。その言葉どおり梅雨とともに帰ってきた彼女との生活は、失われていた家族の絆や愛情を取り戻す奇跡のような日々。
しかし、梅雨が終わりに近づくにつれ、” この再会には限りがある ” という現実が少しずつ見えてきます。
そして雨の季節の終わりとともに、澪が戻ってきた真の理由、家族に託した深い想いが明らかになり、物語は、静かで胸を締めつけるラストへと進んでいきます・・・。
☆基本情報☆ 映画『 いま、会いにゆきます 』
- 邦 題:いま、会いにゆきます
- 公 開 日:2,004年10月30日(日本)
- 製 作:日本
- 言 語:日本語
- 上 映 時 間:1時間59分
- ジ ャ ン ル:ラブロマンス / ラブファンタジー
- 製作委員会:東宝・TBS・博報堂DYメディアパートナーズ・小学館・スターダストピクチャーズ・毎日放送
- 配 給 会 社:東宝
☆スタッフ☆ 映画『 いま、会いにゆきます 』
- 監 督:土井 裕泰
- 脚 本:岡田 惠和
- 原 作:市川 拓司『 いま、会いにゆきます 』( 小学館刊 )
- 撮 影:柴主 高秀
- 美 術:種田 陽平
- 音 楽:松谷 卓
- 主題歌:ORANGE RANGE 「 花 」
- 編 集:三條 知生
☆キャスト☆ 映画『 いま、会いにゆきます 』
- 俳優名( 役名 )
- 竹内 結子( 秋穂 澪 )
- 中村 獅童( 秋穂 巧 )
- 武井 証( 秋穂 佑司 )
- 大塚 ちひろ( 高校生の澪 )
- 浅利 陽介( 高校生の巧 )
- 平岡 祐太( 18歳の佑司 )
- 田中 圭( 澪の大学の友人 )
- 美山 加恋( アヤ / 佑司の同級生 )
- YOU( 浜中晶子 / 佑司の教師 )
- 市川 実日子( 永瀬みどり )
- 小日向 文世( 野口 医師 )
- 中村 嘉葎雄( 司法書士事務所所長 )
ほか


コメント