『 銀河鉄道999 』劇場版の第1作目の作品です。野沢雅子が吹替をした星野鉄郎は、 ” 人間狩り ” を楽しむ機械伯爵に母を殺されてしまいます。そしてその仇打ちを果たすため、無償で機械の身体を貰えるという噂のアンドロメダへ行くことを決め、他人のパスを盗もうとしますが失敗してしまいます。
そんな折り、池田昌子が吹替をしたメーテルという謎の美女が現れ、鉄郎はパスを手にする事が出来、彼女に導かれ999号に乗り込みアンドロメダへと向かう未知なる冒険が始まるのでした。
ラストシーンのメーテルの台詞で、映画『 時をかける少女 』のワンシーンを想い起こしました。心に刺さります。 お薦めです。
☆見逃さず聞き逃さずに☆ 本編の台詞を少しだけ書き起こし
- 駅のホームで。( ネタバレの記載にご注意ください )
鉄郎 「 どうしても行くのか? 」
メーテル「 私は、時の流れの中を旅してきた女。でも、昔の身体に戻る為に・・・ 」
鉄郎 「 じゃ、やっぱり冥王星へ? 」
鉄郎 「 俺、待ってるよ・・・ 」
鉄郎 「 もう逢えないのか? 」 頷くメーテル。
メーテル「 いつか私が帰って来て貴方の傍に居ても、貴方は私に気が付かないでしょうね 」
列車のベルが鳴り、乗り込むメーテル。
メーテル「 私は貴方の想い出の中にだけいる女。私は貴方の少年の日の心の中にいた青春の幻影・・・ 」 徐々に速度を上げてゆく列車。
鉄郎、何度も叫びながら「 メーテル~ 」 走り去る汽車を追い掛ける鉄郎。
汽車の窓が開き、追い掛ける鉄郎の姿を見続けるメーテルの姿・・・。
ナレーション「 今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車が行く。 一つの旅は終わり、また新しい旅立ちが始まる 。さらばメーテル、さらば銀河鉄道999、さらば少年の日よ・・・ 」
※2,025年10月05日(日) 19:00~21:30 BS12トゥエルビ ( CATV 222ch ) 日曜アニメ劇場
にて放送された映画『 劇場版 銀河鉄道999 』を録画し視聴しました。
☆私的好奇心なレビュー☆ 映画『 劇場版 銀河鉄道999 』
| レ ビ ュ ー | 評価(10段階) |
|---|---|
| 作品満足度 | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| メーテルの声を吹替;池田 昌子 | ★★★★★ ★★★★☆ |
| 星野 鉄郎の声を吹替;野沢 雅子 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| ナレーター;城 達也 | ★★★★★ ★★★★☆ |
| サウンドトラック | ★★★★★ ★☆☆☆☆ |
| 機会があったら、ぜひまた観たい度数 | ★★★★★ ★☆☆☆☆ |

☆あらすじ☆ 映画『 劇場版 銀河鉄道999 』
機械の身体を持てば人間に死は訪れないという、そんな未来の物語です。しかし貧しい人々にとって機械の身体は高価過ぎて買うことが出来ません。そうした折り銀河鉄道999に乗ればタダで機械の身体を貰える星に行けるという噂が流れます。
鉄郎少年( 声;野沢 雅子 )は母と一緒に銀河鉄道の停車駅・メガロポリスに向かいますが、その途中 ” 機械伯爵 ” の人間狩りに遭い母が殺されてしまいます。そして鉄郎は銀河鉄道のパスを手に入れるため盗みを働きますが失敗してしまいます。
しかし、その際に知り合ったメーテル( 声;池田昌子 )から、銀河鉄道のパスをもらい受け、メーテルと二人で地球を旅立ちます。旅の途中で山賊や海賊など様々な人と出会い、成長していく鉄郎ですが、いつしか機械の身体を憎むようになっていきます・・・。
果たして鉄郎は機械伯爵を倒し、母の仇を取る事ができるのでしょうか。そして、機械の身体を持つ事ができるのでしょうか。
☆基本情報☆ 映画『 劇場版 銀河鉄道999 』
- 邦 題:劇場版 銀河鉄道999
- 公 開 日:1,979年8月4日
- 制 作:日本
- 言 語:日本語
- 上 映 時 間:2時間09分
- ジ ャ ン ル:SF / アドベンチャー / 国内アニメ
- 製 作 会 社:松本零士・東映アニメーション
- 配 給 会 社:東映洋画
☆スタッフ☆ 映画『 劇場版 銀河鉄道999 』
- 企画・原作・構成:松本 零士
- 製作総指揮:今田 智憲
- 製作担当:横井 三郎
- 企画:有賀 健、高見 義雄
- 脚 本:石森 史郎
- 監 修:市川 崑
- 監 督:りん たろう
- 作画監督:小松原 一男
- 撮 影:福井 政利、片山 幸男
- 美 術:椋尾 篁・窪田 忠雄
- 編 集:花井 正明、大熊 泉
- 作画監督補佐:角田 紘一
- 美術補佐:山川 昇
- 音 楽:青木 望
- 主題歌:『 THE GALAXY EXPRESS 999 』『 TAKING OFF 』
作詞:奈良橋 陽子・山川 啓介
作曲:タケカワ ユキヒデ
編曲:ミッキー 吉野
歌・演奏:ゴダイゴ - 挿入歌:『 やさしくしないで 』
作詞:中原 葉子
作曲:中村 泰士
編曲:青木 望
歌:かおり くみこ
☆キャスト☆ 映画『 劇場版 銀河鉄道999 』
- 声の出演( 役名 )
- 野沢 雅子( 星野 鉄郎 / 母を機械伯爵に殺され、銀河鉄道に乗ろうとする )
- 池田 昌子( メーテル / 全宇宙に機械化を進める女王プロメシュームの娘 )
- 麻上 洋子( クレア / 999号の食堂車のウエイトレスで体はクリスタルガラス )
- 肝付 兼太( 999号の車掌 / 透明人間の体をしている )
- 井上 真樹夫( キャプテン・ハーロック / 大宇宙を駆けめぐる無法者 )
- 田島 令子( クイーン・エメラルダス / 宇宙をさすらう女海賊 )
- 富山 敬( 大山 トチロー / ハーロックの親友 )
- 小原 乃梨子( リューズ / 機械伯爵の女で、時間を操る能力がある )
- 柴田 秀勝( 機械伯爵 / 人間狩りが趣味 )
- 藤田 淑子( シャドー )
※他サイトに掲載されている渉子は誤字、藤田淑子が正(本編エンドロールにて検証済) - 槐 柳二( 酒場主人 )
- 坪井 章子( 鉄郎の母 )
- 納谷 悟朗( ドクター・パン )
- 来宮 良子( プロメシューム )
- 麻生 美代子( トチローの母 )
- 久松 保夫( アンタレス )
- 城 達也( ナレーター )
ほか


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