野平先生を演じた田中 泯の圧倒的な存在感が印象的でした。地下鉄の永田町駅のホームで真次と野平先生が出会い、交わす会話が深くて重いです。
登場人物の血縁関係が最後の最後に判って来ます。ネタバレになるので詳しくは書かずにおきますが・・・。 この作品を観終わった後で、毎回想うことは、真次と みちこが自分の素性を どこまで知っていたのだろうかという疑問です。それを考えると複雑な想いが込み上げてきます。
過去と現在を行き来する事の意味とは? 考えさせられるラストシーンでした。
切なく響く主題歌の「 プラットホーム 」が心に刺さります。
※2,024年04月21日(日) 21:00~23:15 J:COMテレビ ( 地デジ 101-1ch ) 日曜映画劇場にて
放送された、映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』<日本語字幕無し>を録画し視聴しました。
☆見逃さず聞き逃さずに☆ 本編の台詞を少しだけ書き起こし
- キーワード 『 罪と罰 』
真次が務める会社での、岡村会長と真次の会話。
岡村「 新中野の階段を降りると、また永田町の通路だった・・・て訳か?」
岡村「 もしも お前の話が本当で過去を無理やり変えていたら、必ず何処かへ歪が出る 」
岡村「 お前だって今頃どうなってるか判りゃしない。罪と罰だよ。罪を犯したら罰を受ける 」 - バー『アムール』の店の外。降り注ぐ雨の石段での、みちこ と お時 の会話。
お時 「 濡れちまうじゃないかぁ 」
みちこ「 あのぉ、ひとつだけ聞いていいですか? 」
お時 「 うん。なあに? 」
みちこ「 お母さんを測りにかけていいですか? 」
お時 「 え? 」
みちこ「 私を産んでくれたお母さんの幸せと、私の愛した人の幸せの、どちらかを選べって言われたら 」
お時 「 まあ、随分と難しいことだわね 」
お時 「 あのねお嬢さん、親っていうのは自分の幸せを、子供に求めたりしないものよ 」
お時 「 好きな人を幸せにしてやりな 」
みちこ「 お母さん 」
お時 「 うん? 」
みちこ「 ごめんね 」
お時 「 え? 」
※この先のシーンは、ネタバレになるので ご自分で御確認ください。
☆私的好奇心なレビュー☆ 映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』

| レ ビ ュ ー | 評価(10段階) |
|---|---|
| 作品満足度 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 軽部みち子を演じた女優さん;岡本 綾 | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| お時を演じた女優さん;常盤 貴子 | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| 長谷部真次を演じた俳優;堤 真一 | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| 小沼佐吉を演じた俳優;大沢 たかお | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| サウンドトラック | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 機会があったら、ぜひまた観たい度数 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
☆あらすじ☆ 映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』
絶縁状態の父が倒れた日、衣料品会社に勤める長谷部真次( 堤 真一 )は、衣料品を詰めたスーツケースを転がし地下鉄を移動していました。その時、亡くなった筈の兄の姿を見掛け後を追い、地下通路の階段を駆け上がります。すると其処は・・・。
いつもと違う空気感に戸惑う真次でしたが、それもその筈、そこは昭和39年の東京だったのです。オリンピックが開催される、そんな “ 時代 ” に真次はタイムスリップしてしまったのです。そして無事現在に戻る事ができるのですが、その後も度々タイムスリップに見廻れる様になります。そんな折り、今度は真次の恋人の軽部みちこ( 岡本 綾 )も一緒に昭和21年に遡り、闇市でしたたかに生きる若き日の父・小沼佐吉 / アムール( 大沢 たかお )と出会い、向き合う事になります。
☆基本情報☆ 映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』
- 邦 題:地下鉄(メトロ)に乗って
- 公 開 日:2,006年10月21日
- 制 作:日本
- 言 語:日本語
- 上 映 時 間:2時間01
- ジ ャ ン ル:人間ドラマ / ファンタジー
- 映 倫 区 分:G
- 映 倫 番 号:117417
- 製 作:METRO ASSOCIATES
- 配 給 会 社:ギャガ・コミュニケーションズ、松竹 ほか
- 特 別 協 力:東京地下鉄株式会社
☆スタッフ☆ 映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』
- 監 督:篠原 哲雄
- 脚 本:石黒 尚美
- 脚本協力:長谷川 康夫
- 企画:小滝 祥平、三宅 澄二、高松 宏伸、梅沢 道彦
- 原作:浅田 次郎(講談社文庫・徳間文庫刊)
- 撮 影:上野 彰吾
- 音 楽:小林 武史
- 主題歌:「プラットホーム」by Salyu
- 編 集:KIM Sun-Min
- 製 作:宇野 康秀、気賀 純夫、島本 雄二、早河 洋
- エグゼクティブプロデューサー: 河井 信哉、遠谷 信幸、林 紀夫、亀山 慶二
☆キャスト☆ 映画『 地下鉄(メトロ)に乗って 』
- 俳優名( 役名 )
- 堤 真一( 長谷部真次 / 母方の姓を名乗る )
- 岡本 綾( 軽部みちこ / 真次の恋人・愛人 )
- 大沢 たかお( 小沼佐吉 / アムール )
- 常盤 貴子( お時 )
- 田中 泯( 野平啓吾 / 真次が地下鉄のホームで出会う先生 )
- 笹野 高史( 岡村衣料商会・会長 / 真次が勤める会社の会長 )
- 北条 隆博( 小沼昭一 / 真次の兄 )
- 崎本 大海( 少年時代の小沼真次 )
- 金井 史更( 少年時代の小沼圭三 / 真次の弟 )
- 綱島 郷太郎( 現在の小沼圭三 / 真次の弟 )
- 中村 久美( 長谷部節子 / 真次の妻 )
- 中島 ひろ子( 長谷部民枝 / 若年期の真次の母 )
- 吉行 和子( 長谷部民枝 / 現在の真次の母 )
ほか


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