先日の休日出勤の代休を今日頂いていたので、久々に、昔収録したビデオを再度観てみました。映画『 居酒屋兆治 』何度観ても心にズシンとくる映画です。私は大原麗子さんが好きで、またまた観てしまいました。何度観ても泣けてしまいます・・・。
兆治の熱い思い
ラストシーンで、一人、酒を飲もうとした兆治が、偶然窓に写る自分の顔を見付けて静かに口にした台詞「元気出して行こうぜ」
「おっす」・・・。
かつて高校球児だった頃の兆治の想いが、月日を経ても尚も続いているのだと感じました。物静かな中に重いものを背負っている兆治の、熱い思い・・・。お奨めです。

☆あらすじ☆映画『居酒屋兆治 』
北の国、函館郊外で「兆治」という小さな居酒屋を営む兆治(高倉健)。かつては野球に打ち込み、その後に勤務していた造船所を或る出来事をきっかけに退職。実直で寡黙な性格ながら店は繁盛。友人や元同僚、タクシー会社社長など多彩な客が集まり賑わいを見せていました。
しかし、兆治の心の中には、かつて深く愛しながらも別れなければならなかったかつての恋人・さよ(大原麗子)の存在がくすぶり続けていました。そんなある日、さよが嫁いだ先の牧場が火事になり、彼女は消息を絶ってしまいます。
兆治の心は、現在の穏やかな生活と、さよへの断ち切れない想いの狭間で激しく揺れ動きます。そして、さよの失踪をきっかけに、兆治と彼を取り巻く人々の運命が、静かに、そして大きく波紋を広げていくのでした。
☆基本情報☆映画『居酒屋兆治 』
- 邦題:居酒屋兆治 原題(Original Title);居酒屋兆治
- 公開年:1983年 製作国:日本 上映時間:125分
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 製作会社:
- 配給:東宝/田中プロモーション
☆スタッフ☆映画『居酒屋兆治 』
- 監督:降旗康男『駅 STATION』など)
- 製作:田中壽一(田中プロモーション)
- 原作:山口瞳(同名小説)
- 脚本:大野靖子 第7回日本アカデミー賞の脚本賞受賞
- 音楽:井上尭之
- 撮影:木村大作
☆主なキャスト☆映画『居酒屋兆治 』
- 俳優名:(役名):
- 高倉健(藤野伝吉(兆治))
- 大原麗子(神谷さよ(元恋人))
- 加藤登紀子(藤野茂子(妻)) 第7回日本アカデミー賞の助演女優賞
- 田中邦衛(岩下義治(親友)) 第7回日本アカデミー賞の助演男優賞
- 伊丹十三(河原(先輩・タクシー会社社長)) 第7回日本アカデミー賞の助演男優賞
- ちあきなおみ(峰子(向かいの女将))
- 平田満(越智)
- 大滝秀治 他
※2013年10月09日に私のブログに掲載した日記を一部再考・加筆し掲載しました。
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