この作品は、大林宣彦監督が描いた『 尾道三部作 』( 広島県尾道市を舞台に多感な思春期の男女を描いた3つの名作 )である、転校生(1982年)、時をかける少女(1983年)、さびしんぼう(1985年)のひとつで、ノスタルジックな尾道の風景と、ファンタジックな設定が融合された、今も多くの映画ファンに愛され続ける作品です。
作品に流れる何とも言えない空気感が、思春期の頃の “ 特別な感情 ” を想い起こさせてくれます。 そして、全体を通して流れる音楽が、それを いっそう引き立ててくれます。
芳山和子が所属する弓道部が、洋弓( アーチェリー )ではなく和弓であることも、何とも素敵です。
遊び心なのでしょうか、“ 深町一夫の父 ” として松任谷正隆さんが『 写真 』で出演しています。
ちなみに、 本編の最後に流れる “ エンドロール ” が、右側から左側へ⇒左側から右側へ移動して表示されます。正視していると眼がチカチカしてしまうので、軽く流して観る方が良いかもしれません。( 私だけの印象かもしれませんが )
※2,024年03月02日(土) 16:00~17:45 NHK BSP4K ( BS4K 101ch ) にて放送された
『 時をかける少女 4Kデジタル修復版 』<レターボックスサイズ>を録画し視聴しました。
☆見逃さず聞き逃さずに☆ 本編の台詞を少しだけ書き起こし
ひとが、現実よりも、
理想の愛を知った時、
それは、ひとにとって、
幸福なのだろうか?
不幸なのだろうか?
以上、本編導入部より引用
物語は、スキー合宿の夜から始まります。
- 深町一夫と芳山和子が歌う、わらべうた。
♪桃栗3年柿8年
柚子は9年で成り下がる
梨のバカめは18年♪
・
・
・
♪愛の実りは海の底
空の溜め息 星屑が
ヒトデと出会って億万年♪
芳山「 素敵な唄ね、私あの歌に こんな続きがあるなんて知らなかったわ 」 - 劇中で語られる台詞。
深町「 この世界では、二つの時間 二つの空間に、同時に存在することはできないんだ 」
芳山「 だって私にとって、今日は二度目の今日ですもの・・・ 」
深町「 こんな無茶な飛び方して・・・、元に戻れなくなることだってあるんだ!
時空間をさまよう、時の亡者になっちゃうんだぞ・・・ 」 - 断崖絶壁の上での二人の会話。
芳山「 知りたいの、私本当のことが・・・ 」
深町「 知らない方が幸せだってこともあるんだよ 」 - ラストのシーンで。(ネタバレの記載に御注意ください)
芳山「 どうして時間は過ぎいくの? 」
深町「 過ぎいくものじゃない ・・・、時間は、やって来るものなんだ 」
芳山「 じゃあまた やって来る?この時代へ・・・ 」
深町「 来る。多分、いつかは・・・ 」
芳山「 じゃあまた逢えるのね?私たち・・・また・・・ 」
深町「 逢える。でも君には僕だと判らない。全く別の人間として・・・ 」
深町「 僕にも君を見付けることはできない 」
芳山「 判るわ私には・・・ 」
深町「 サヨナラ・・・ 」
芳山「 さようなら・・・忘れない・・・。さようなら・・・ 」
はたして二人は、気付くことができるのでしょうか? - 気になるWord。
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☆私的好奇心なレビュー☆ 映画『 時をかける少女 』

| レ ビ ュ ー | 評価(10段階) |
|---|---|
| 作品満足度 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 芳山 和子を演じた女優さん;原田 知世 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
| 堀川 吾朗を演じた俳優さん;尾美 としのり | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| サウンドトラック | ★★★★★ ★★☆☆☆ |
| 機会があったら、ぜひまた観たい度数 | ★★★★★ ★★★☆☆ |
☆あらすじ☆ 映画『 時をかける少女 』
高校生の芳山 和子( 原田 知世 )は、放課後の理科実験室でラベンダーの香りを嗅いだことをきっかけに、時間を跳躍する “ タイム・リープ ” の能力を手に入れてしまいます。 繰り返される日常の中で、和子はクラスメイトの深町 一夫( 高柳 良一 )が未来からやってきた薬学博士であることを知ります。
淡い恋心と、未来へ帰らなければならない宿命・・・。切ない別れと「 いつかまた、どこかで会える 」という約束を描いた、日本SFファンタジーの金字塔です。
☆基本情報☆ 映画『 時をかける少女 』
- 邦 題:時をかける少女
- 公 開 日:1,983年7月16日
- 制 作:日本
- 言 語:日本語
- 上 映 時 間:1時間44分
- ジ ャ ン ル:SFタイムトラベル / 青春ファンタジー
- 映 倫 番 号:111003( 本編より )
- 製 作 会 社:角川春樹事務所
- 配 給 会 社:東映洋画
☆スタッフ☆ 映画『 時をかける少女 』
- 監 督:大林 宣彦
- 脚 本:剣持 亘
- 原 作:筒井 康隆
- 撮 影:阪本 善尚
- 音 楽:松任谷 正隆
- 主 題 歌:「 時をかける少女 」唄:原田 知世、作詞・作曲:松任谷 由実、編曲:松任谷 正隆
- 挿 入 歌:「 愛のためいき 」作曲:大林 宣彦
- 編 集:大林 宣彦
- 製 作:角川 春樹、山田 順彦、大林 恭子
☆キャスト☆ 映画『 時をかける少女 』
- 俳優名( 役名 )
- 原田 知世( 芳山 和子 / 高校2年生 / 弓道部所属 )
- 高柳 良一( 深町 一夫 / 和子のクラスメイト )
※正体は西暦2,660年の未来人で薬学博士のケン・ソゴル ) - 尾美 としのり( 堀川 吾朗 / 和子のクラスメイト )
- 津田 ゆかり( 神谷 真理子 / 和子のクラスメイト / 学級委員 )
- 岸部 一徳( 福島 利男 / 和子の高校の国語教師 )
- 根岸 季衣( 立花 尚子 / 和子のクラス担任 )
- 入江 若葉( 芳山 紀子 / 和子の母 )
- 上原 謙( 深町 正治 / “ 一夫の祖父 ” とされているが、真実は異なる )
- 入江 たか子(深町 たつ / “ 一夫の祖母 ” とされているが、真実は異なる )
- 松任谷 正隆( “ 一夫の父 ” として、写真で出演しています )
ほか


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